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中国が南沙に地対空ミサイル配備可能な拠点建設、完成近い=米関係者

[ワシントン 21日 ロイター] - 中国が南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島に造った人工島で、長距離地対空ミサイルの配備が可能とみられる20以上の建造物の建設をほぼ完了していることが、米政府関係者2人の話で明らかになった。

中国はスービ(中国名・渚碧)礁、ミスチーフ(美済)礁、ファイアリクロス(永暑)礁の人工島にコンクリート製で開閉式屋根が付いた建造物を建設。関係者2人は匿名を条件にロイターに対し、これは軍備増強と見なされる可能性があると指摘した。

中国はすでに南沙の人工島で滑走路を建設している。

米情報機関の関係者1人は、「中国が理由もなく南シナ海で何かを建設することはないだろう。これらの建造物は別の場所にある地対空ミサイル発射台用の建造物に類似しているため、論理的に考えるとそれが目的とみられる」と指摘した。

別の関係者は建造物は幅が20メートル、高さは10メートルとみられると明らかにした。

国防総省の報道官は、米国は引き続き「南シナ海の非軍事化」にコミットしていると表明し、領有権を主張する当事者すべてに対して国際法にのっとり行動するよう求めた。

ワシントンの在米中国大使館はコメント要請にすぐには応じていない。