香港のカジノ企業メルコ・クラウンが大阪に照準 —— ローレンス・ホーCEO 「投資額はプライスレス」

マカオやマニラでカジノリゾートを運営するメルコ・クラウン・エンターテイメント(Melco Crown Entertainment)は、日本国内の統合型リゾート(IR)の計画、開発、運営を行っていくコンソーシアムを組成する方針を明らかにした。最高経営責任者(CEO)のローレンス・ホー氏が2月22日、都内で開かれたイベントで明らかにした。日本においてはカジノの解禁が徐々に近づく。同社は特にIR開発の候補地の1つである大阪に照準を絞っている。
会見の席上、ホー氏は日本への投資額について、「この機会はプライスレスだ。上限を決めるようなことはしたくない」と答え、日本参入への強い意欲を示した。メルコ社はこの日、候補地の大阪を想定したコンセプト・イメージを記者団に披露した。「我々は過去10年間、日本で活動を行ってきている。その中で、一番注力してきたのが大阪だ」

世界のカジノオペレーターはここ数年、日本におけるロビー活動を活発化、今年に入り、政府関係者や国内の企業関係者らとの協議を頻繁に行っている。政府は、カジノを含むIRの整備推進を目的とした推進法案を2016年12月に可決、成立させた。1年以内をめどに実施法案を策定する方針を打ち出している。

米カジノ運営大手、ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)CEOのシェルドン・アデルソン(Sheldon Adelson)氏は21日、日本市場は国際会議場や大規模イベント施設を軸とする統合リゾート(IR)に「最高の地」であると強調。競輪や競馬、パチンコなどのギャンブルが根付いている日本の風土をその理由の1つに挙げた。
source:Melco Crown Entertainment